
元気だったガジュマルの調子がおかしい・・・
今までハリやツヤがあった幹がブヨブヨしている
それ、間違った水やりが原因です!
初心者でも育てやすいと言われるガジュマルですが、水やりの仕方を間違うと枯らしやすい植物です。もう手のほどこしようがないことも・・・。
ガジュマルの幹がブヨブヨになる原因を探っていきます。
ガジュマルの幹がブヨブヨになるのは「水のやりすぎ」が原因
初心者がやってしまう失敗が水のやりすぎです。



新芽が出てきてる!
水をやればもっと成長するかも!
たくさん水をやれば、その分大きくなると思っていませんか?
でもこれが「根腐れ」の原因になるんです。
「根腐れ」とは
ガジュマルだけに限らず観葉植物を育てるときに気を付けないといけないのが「根腐れ」です。
根っこが腐った状態
水をやりすぎて土が常に湿った状態になるので、根っこが呼吸できなくなってしまうこと
ガジュマルの幹がブヨブヨになっているということは、根腐れが進行して幹まで腐っている状態。ここまできてしまうと復活するのは厳しいです。
ちなみに私が枯らしてしまった初代ガジュマルも根腐れが原因でした。
根腐れというより、もう幹がブヨブヨで腐っている状態。


本来なら硬いはずのガジュマルの幹が、ブヨブヨになって触るだけで折れてしまっています。写真には写っていないですが、根っこも腐っていてブツブツと切れてしまっていました。
根腐れを起こし、幹まで腐ったガジュマルを切断してみることに。


左側の白い部分はまだ幹が固く、しっかりした状態。
カッターで切ったのですが、途中で刃が折れてしまうくらい固いです。
右側は幹全体が腐り、茶色く変色してしまっています。
カッターで切ると柔らかく、バナナを包丁で切っているような感覚。腐敗臭もしていました。
生命力の強いガジュマルでも、ここまでくると復活するのは至難の業。
ここまでの状態になる前に気づくべきだったのですが、初心者だと判断が難しいですよね。
ガジュマルが根腐れを起こしている3つのサイン
ガジュマルの幹がブヨブヨになる前に、根腐れの段階で気づくことができたはず!
でも普段見えない根っこのことなんて、初心者だとわからないですよね。
ただ、こんなサインが出ていたら要注意です!
- 葉っぱが黄色くなる
- 葉っぱが落ちる
- 全体的に元気がなく葉っぱが下を向いている




これが先ほどの幹を切断する前の状態です。
全体的に葉っぱが下を向いてしまい、本来ならハリやツヤがあるはずの幹もシワシワになっています。新しい葉っぱが出てきても、すぐに黄色くなって落ちて落ちてしまいました。
このようにガジュマルの元気が無くなってきたら「おや?」と思って水やりを調整してみてください。
ガジュマルを育てるための正しい水やり
どの植物にも言えることですが水やりは大切です。だからと言って水のやり過ぎはNG!
根腐れを起こさないためにもポイントを抑えて水やりをしましょう。
- 土が乾いたのを確認してから水をやる
- 鉢底から水が出てくるくらいたっぷりやる
- 受け皿に溜まった水は必ず捨てる
水やりのタイミングは気温や天気、季節によっても変わってきます。
生育期(5月~10月)
2日に1回ほど
新しい葉がどんどん出てくるので、つい手をかけたくなりますが水のやりすぎは注意!
秋になり涼しくなれば水やりのぺースも落とす
休眠期(11月~4月)
月に1、2回ほど
土が乾燥してすぐ水を与えるのではなく、乾燥後2、3日してから水をやるくらいで十分
これはあくまでも目安です。
住んでいる地域や部屋の日当たりにもよるので、土が乾燥しているか確かめてから水をやりましょう。



水やりのタイミングがわからないときは水やりチェッカーの「サスティー」がオススメ!


ちなみに葉水(はみず)は定期的にやることをオススメします。
葉っぱの乾燥を防ぎ、害虫予防にもなります。
葉水(はみず)
土ではなく、葉っぱや茎に水をやること
ジョウロは使わずに霧吹きで水をかける
まとめ
ガジュマルの幹がブヨブヨになっている場合は、水のやりすぎによる根腐れが原因です。
まだ根腐れだけなら再生する可能性もありますが、幹まで腐敗してしまうと枯れてしまいます。
そうなる前にガジュマルから出ているSOSに気づいてあげてください!
- 葉っぱが黄色くなる
- 葉っぱが落ちる
- 全体的に元気がなく葉っぱが下を向いている
日々の水やりの仕方も注意しましょう
- 土が乾いたのを確認してから水をやる
- 鉢底から水が出てくるくらいたっぷりやる
- 受け皿に溜まった水は必ず捨てる



